今日は3月31日、年度末です。明日から4月。 のぶは4月からの会社復帰を目標に、病気が治るように頑張っていました。闘っていました。 亡くなった1週間後に、大きな病院の予約(入院前提)をしていました。行けなかったけど。 頑張っていたのぶを褒めてあげたい…

2021年4月より、アトリエべべ人形教室は、当分の間、フリースクールになります。つまり、月謝・おけいこ代はいただきません。教室の内容はこれまで通り、変わりません。★1年以上在籍経験のある生徒さん（現・在籍、過去在籍問わず）のみ★1年未満の生徒さん、…

私はほんとに社会常識を知らないし、冠婚葬祭のルールやマナーもほとんどわからない。ましてや人生初めての喪主、仏式のお葬式もあまり経験なくて。でも、宗教が違っても、ルールやマナーを知らなくても、個人を偲ぶ気持ちは世界共通じゃないかと思う。 返礼…

今日、のぶのカードの請求書が来た。1月に引き落とされるはずだったのが、銀行口座の凍結のタイミングの関係だか何かで引き落とされずに2ヶ月経っての請求。まあ700円くらいだったけど、いちいち「まだ来るか」と思う。 この2ヶ月半、私はのぶの支払いするべ…

ゆうべ、と言うかもう朝方。のぶが居なくなってから初めて、のぶが夢に出てきました。 神様っぽくも仏様っぽくもなく、いつもと変わらない人間ののぶでした。何をするわけではなく、喋ることもなく、ただ私の横に並んで居るのぶ。会社の制服を着ていたような…

のぶがいなくなった日から、毎日何度か思う。あの日に戻りたいかと。居なくなった日に戻って、のぶが居なくならないように手を握っているか。それともその前の日に戻って、自分のあんな行動をとらないようにやり直すか。頭の中でシュミレーションをするたび…

結婚するつもりは40歳を過ぎるまでほとんどなかったんです。 30代は自分で始めた個人事業の仕事が順調で、自宅も建てたし、ずっとこんな感じでやってくつもりだった。 でも40歳を越して急にあちこちに小さな病が見つかったり、仕事の波もおさまった。急に孤…

いつまで経っても寂しいし、孤独感も変わる事はないけど、自分にはモノを作ることでそれを忘れることができるギフトがある。 私は物心ついた時から何かを作り続けてきた。勉強より恋愛より、なによりも最優先で、何よりも楽しい事だと思う。 それを仕事に出…

天ぷらも、家ではできない、やらない料理です。天ぷら大好きなんですけど。むしろとんかつよりずっと好き。スーパーなどのお惣菜の持ち帰りのてんぷらはたいてい冷めてしまってリベイクしても美味しくないので、外食オンリーになりますが、意外と天ぷらの専…

昨日の浜松に引き続き、今日は藤枝の蓮華寺池公園の桜を見に来ました。 蓮華寺池公園は浜松からはちょっと距離がありますが、のぶとは何度か来たことがあります。ローカルな場所ですが、ここ数年で周辺の整備も進み、お客さんも増えています。4〜5月の藤の花…

大雨から一転、快晴強風の浜松へ。 きょうのお花は鳥みたいな花 のぶと毎年来た浜松城公園の桜、まだ5部咲きくらい タタズミコーヒー。今日出ててよかった。 おまけビスケットはあげ潮ではなかったけど、このカラメルビスケットものぶが好きなやつ。 のぶと…

雨の日曜日、10回目の日曜日。 なるべく心の奥を、誰にも知られないようにしているつもりです。だからここで「王様の耳はロバの耳」のように、書いて済ませています。書いては泣き、書いては泣き、のぶを思います。 よほど心を許した人でない限り、多くは語…

今日は春分の日。彼岸のお中日です。のぶの初彼岸です。生きているものの都合でお墓参りは明後日になってしまいますが、必ず行きます。今日はお仏壇にのぶの好きなお団子と私が作ったシフォンケーキ&セブンカフェを供えました。彼岸は「悟りの世界」という意…

浜松の庶民的グルメ、餃子。ただ、57年浜松で暮らしていたのぶによると、「浜松餃子」なるくくりは、B級グルメが地方観光グルメとして認知されてきたここ15年かそこらで整ってきたもので、例えば鉄板でぐるっと円形に焼いた餃子の真ん中に茹でもやしを盛るス…

のぶも私もお寿司大好き。高いお寿司屋には行けないけど、日曜日のランチは回転ずしということは良くありました。先日、実家の母が「お寿司が食べたい」ということで、ランチに近くの回転ずしに行きました。が、広告が出ていたかTVで放送したのか、平日のお…

怠い、風邪ひいたのかな。数日前から、薬が効かないくらいアレルギー性鼻炎が酷くてぼーっとしているからかも。肩こりが酷いから頭痛もガンガン来るし。食欲もないし関節が痛いし。 家からほとんど出ないからかなりの運動不足なのは間違いない。でも散歩に出…

浜松に来たら、予算が多ければ鰻、少なければ餃子、をお勧めされると思います。この2つは観光客でなくとも、浜松人は大好き。のぶも好きでした。特に鰻は特別なご馳走。土用の丑の日とのぶの年末の仕事納めの日は必ず、1年に3、4度は食べに行っていました。 …

私はいま悲しみのドン底にいるけど、恵まれた人間だなとは思います。 伴侶の死という人生最大のピンチ(人生の終わり頃にやってくるもんだと思ってた)も、見方を変えれば、まだ自分に家族や友人がいて、のぶが遺族年金を残してくれて、自分も働ける年齢だった…

昨日の嵐みたいな雨が一夜開けて、すかーんといい天気。 魔の日曜日。9回目の日曜日。でも、いつもに比べたらそんなに辛くない。11：45分にのぶを思い、ランチはカップラーメンを食べた。のぶはラーメンが大好きだった。私は嫌いでも好きでもないけど、カッ…

のぶの死から62日経ち、少しは心穏やかにな…らない。のぶの死から1か月はやること必須でものすごく忙しくて、毎日緊張の糸が張りつめていたけど、緩み始めた今頃が一番ヤバいかもって思う。家族・親類は、私がのぶの後を追って死ぬんじゃないかと思っていた…

のぶの実家のお仏壇は古くて大きいので、新しいものを購入。現代的なインテリア調です。 ご本尊は今度、お寺の住職に魂の入れ替えをしていただく予定。 祭壇はうちにあったアンティークの銭箱。 これもアンティークの小さい椅子に、お墓参りの帰りのお店で売…

常にのぶに祈りを捧げていますが、今日は10年まえに起きた震災に思いを馳せて黙祷します。 10年前の3月11日は、私は静岡駅前のオフィスビルの3階で派遣の事務仕事をしていました。 静岡市は震度4くらいだったと思いますが、それでもビルの窓のすぐ横にある街…

向かって左のオレンジのガーベラはのぶそのもの。太陽のように明るく、暖かく照らす。のぶの戒名、平安伸照の名の通り。 今日、10日はのぶの月命日です。 もう2ヶ月。いやまだ2ヶ月。時間の進み方がこの2ヶ月おかしかったです。私の世界は完全に異常事態が続…

のぶがいなくなって以来、さまざまな感情が押し寄せては去ってはまた別の感情が押し寄せて…の繰り返しだったけど、怒りというのはほとんど表に出ることはありませんでした。私はけっこうな怒りんぼなのですが、今日、ちょっとその怒りが出ました。自宅にのぶ…

浜松の中心地、浜松城。うちから浜松城までは徒歩10分程度なので、ちょうどいいお散歩コースでした。 ざっくり言えば、徳川家康が戦国時代(1568年)、ここに浜松城を築いて、浜松と名付け、浜松は発展したのです。もともとあった曳馬城(今川領)を落して改築し…

8回目の日曜日。 まだ8回目なのか、まだ8回目なのか、とにかく日曜日は私が押しつぶされそうになる曜日。 のぶを助けられなかった日曜日。幸せにしてあげられなかった日曜日。 いつも日曜日は、私は午前中には大好きなラジオ番組「日曜天国」を聴きながら仕…

元浜町から1ブロック南（駅寄り）にある元目町。浜松城の玄黙口（お城の北側の玄関）にあったのが地名の由来。なのでお城も近く、市役所の元目分庁舎もあるので、ランチが美味しいお店も点在しています。 （余談ですが、玄黙口といえば、2017年大河ドラマ「…

喪主をつとめるのはこの先まだまだ先だと思っていたので。 母の喪主は姉がやるだろうし、姉の喪主は義兄がやるだろうし、私が喪主をやるならのぶの喪主だけだろうけど、まさかこんな突然来るとは…。 当たり前だけど、初めてのことばかりでした。行動もそうだ…

浜松八幡宮は遠州鉄道（愛称：アカデン）八幡駅から降りてすぐですが、この駅の周りにはあまりお店がありません。浜松八幡宮とヤマハ本社のために作られたような駅です。 浜松八幡宮のすぐわきにあるカヌレ専門店、Comme moi。実はこのお店ができる前、餃子…

前回書きましたが、のぶの生まれ育った街、元浜町には公式の神社仏閣がないため、元浜町民の鎮守と言えば隣町の八幡町にある、浜松八幡宮です。 ここは浜松でも由緒ある大きな神社。樹齢1000年を超えるクスノキ（雲立の楠）があり、1570年の三方が原の戦いで…