まごころのぶ

2021年1月10日に急逝した愛する「のぶ」の生きた足跡です

2021-10-01から1ヶ月間の記事一覧

day293 大阪3日目(帰宅)

シングルルームのベッドで目覚める。昨日の晴天とはうって変わって曇天。地面は雨で濡れていた。 せっかくなんばに来たので、お笑いの聖地、なんばグランド花月で漫才とよしもと新喜劇を見て行くことにした。 きっとのぶならそうしただろうと思う。 東京なら…

day292 大阪2日目

大阪に来た最大の理由は、甥の家族に会うため。甥の一人娘(私にとっての姪孫)の保育園の運動会があり、東京の姉と一緒に家族観覧に来たのだ。 なにせ姪孫は、今のところ唯一の未来に繋ぐ血筋。甥の他に姪ともうひとり甥がいるけど彼らには子供は居ない。のぶ…

day291 大阪

今日は大阪に。 不要不急の旅行は2年ぶりくらいかもしれない。新幹線に乗るのも。もちろんコロナで外出控えもあるし、その前からのぶの調子が良くなかったから。 今後は、のぶの最後の日々と、コロナ禍はほぼ同時進行に思い出すんだろう(もちろんのぶはコロ…

day290 i-phone6 (続)

先日、i-phone6の電源が入らなくなったことを書いた。ずっと充電器には繋いでいたけど、電池が寿命か何かでダメになったせいで電源が入らなくなっていた。 こういう風に、のぶがいなくなってしまったように、のぶとの思い出の品はどんどん無くなっていく。更…

day289 冬が近い

寒くなってくると、ますますひとりが辛くなってくる。 ひとりのご飯が辛い。自分だけの食事は作る気もしない。 のぶに戻ってきて欲しい。私の命と引き換えでもダメですか。 何をしていても思い出してしまいます。どれだけ反省してもダメでしょうか。

day288 i-phone6

私のスマホデビューは2013年頃だったと思う。たまたまのぶと家電量販店に来ていて、待っている間にi-phone6を触っていたのがきっかけだと思う。 そのころ私はガラケーとミニタブレット(Galaxy)を持っていたので、スマホはいらないかなと思ってはいたものの、…

day 287 のぶのスマホ

最初は見ることもさわることも躊躇した。 のぶが亡くなるちょっと前まで触っていたスマホ。 スマホはいまや誰にとっても分身みたいなものだから。 もちろんずっと側には置いてあるけど、中を見ることが出来ない。 たまに何かのお知らせが鳴ることがある(何か…

day286 31回目の日曜日

昨日はたくさんに人に会ってたくさんおしゃべりして楽しくてちょっと疲れたので、今日は家から出ない。 家から出ないと誰とも喋らない。のぶと一緒に住んでいればのぶとだけは話せるけど、それも出来ない。 もしあの日のぶの命が助かっていたら、いま自分は…

day285 忙しい土曜日

忙しいということはあまりないけど、今日は外に出る用事ある。 焼津イベントのカツオ展のトークショーに一応スタッフとして参加…その後、2年半ぶりくらいに会食。コロナで1年半くらいは世間みな控えていたと思うけど、私はそれプラス、1年くらい仕事以外の遊…

day 284 助けてくれない人

助けてくれる人は本当にありがたい。押し付けがましくない。さらっと、当たり前のように手を差し伸べてくれる。本当に感謝している。 私の両親は、私が子供の頃から助けてくれなかった派だ。父は4年前に亡くなったけど、いまでも母は助けてくれない。他人は(…

day283 死に場所を探すか、生きる場所を探すか

極端だけどそんな感じだ。 私はこの場所(アトリエがある今いるところ)があまり好きではないのかもしれない。生まれ育った場所なのに。 たまたまかもしれないけど、親切ではないと感じる。薄情というか。他の場所に比べて助けてくれる人が少ないというか。た…

day282 朝ドラ

朝ドラを、毎日予約して帰宅後に毎日見るほど朝ドラ好きだったのぶ。 現在放送されている「おかえりモネ」は初回すら見ていない。私が代わりに見ている。 「おかえりモネ」はここ10年の仙台が舞台で、登場人物はみな東日本大震災の傷を抱えて生きている。 今…

day281 いらない

ああ嫌だ嫌だ のぶは世界で唯一、私を必要としていてくれていたのに また私は要らない人間になった。

day280 柳家小三治師匠

のぶが大好きだった、落語家の柳家小三治師匠が亡くなった。 10年前、まだのぶと付き合ってまもない頃、のぶは小三治師匠が大好きで、車の中で良く師匠の落語がかかっていた。毎年、上野鈴本演芸場の初席(お正月の興行)に小三治師匠が出演するので、のぶは一…

day279 30回目

30回目の日曜日。 まだまだ、まだ、日曜日は悲しいだけの曜日。 いつまで耐えなくてはならないのだろう。 たぶん一生だろう。長く生きたくない。 でものぶは迎えには来てくれないだろう。 どうすればいいのだろう。

day278 こたま店長

こたまは、幼少期につらい育児放棄のブリーダー崩壊を経験したのに、とても穏やかで人懐っこい猫。人が好きで、お客さんが大好き。今日もアトリエのお客さんに懐っこく振る舞っていた。これは浜松時代もそうだった。 でもはしゃぐせいか、お客さんが来たあと…

day277 仕事

毎日、のぶに「見守っててね」と仏壇に手を合わせている。 今日は仕事をいただいた。昨日から静岡のお店の展覧会に出品していて、そこのオーナーさんからまた別の作品を依頼された。お客さんに私の作品の写真を見せたら、もっと大きい作品が欲しいという。 …

day276 指輪

私とのぶの結婚指輪は、私の大学時代の友人(プロのアクセサリー作家さん)が作ってくれた。 のぶが居なくなって、住んでいたマンションはすぐに引き払ってしまい、実家も先日解体したので、のぶのものはほとんど捨ててしまった。 なぜ捨てたのか、昔の自分だ…

day275 蕭雨(しょうう)

秋の寂しい雨。 昨日まで晴れて暑かったけど、今日から急に涼しくなった。体調を崩しそう。今日と2日前は、焼津駅前商店街のイベント、焼津カツオshowてんのお手伝いをして来た。誰かと何かやっていた方がずっと気が楽だ。 イベントは今年で3回目(プレイベン…

day274 懺悔の日々

たぶん、のぶは悔しいよね、57歳でこの世の滞在を終えてしまったことを。だから私はこの世を楽しいなんて絶対に思わない。 ただただ、自分の義務をこなし、人生を終える日を待つだけだ。

day273 結婚式記念日

今日、10月11日は、私とのぶが浜松八幡宮で結婚式を挙げた記念日だ。入籍は1月18日。9ヶ月遅れての結婚式。 私は結婚式はどっちでも良かったけど、のぶが是非、やった方がいいというのでやることに。ここはのぶが生まれた実家から徒歩5分、慣れ親しんだ神社…

day 272

39回目の日曜日、9回目の月命日。 今日は何故かまた悲しみや後悔が蘇って来て、激しい後悔に襲われている。 のぶの苦しみの背中を押してしまったのは紛れもなく私で、苦しみから救うことが出来なかった。せめて軽くしてあげられれば私の心も救われたのに。の…

day271 言動と行動

のぶを失って、気が付かされたこと、この世の真実を知ったことがいくつかある。 そのひとつが、人の言動と行動の不一致。もちろん自分自身を含め、人は言動をなんて都合の良いように使っているのだろうと言うこと。 この写真は、お寺の前に掲げられている言…

day270 誕生日

誕生日も、誰かから言われなければ忘れるくらい。祝ってくれる人が居なければ他の日と同じ。去年までの10年はのぶが祝ってくれた。のぶが祝ってくれない今年から私が死ぬまでの誕生日は別になくてもいい。 これは2012年、まだ結婚する前にのぶがフレンチレス…

day269 誕生日の前日

誕生日とは、法的には生まれた日の前日に加齢されるらしいので、ややこしいけど、明日が誕生日の私は今日ひとつ歳をとったということらしい。 私はあまりアニバーサリーに大袈裟に言うようなタイプではない。私の家族もそうだったから、誕生日を盛大に祝われ…

day268 ショッピング

スーパーで買い物していると泣きたくなった。 もともとスーパーでの買い物は、普通は好きなのに、たまにお店の中で泣きたくたなる。不安になるのだろうか?それともあまりの孤独さ故か?10数年前にも同じように不安になって買い物できない時があった(その時…

day267 夢で会えたら

寝る前にのぶ(空中)に大好きだよ、と話しかけて寝たら、夢の中にのぶが出てきました!結構珍しい。 しかもなんだかカッコいい時ののぶです。 のぶはどちらかといえば癒し系なので、いわゆるカッコいい姿はレアなんですが、優しくいろいろ家事をやってくれた…

day266 TV

今日はTV番組の撮影のためにギャラリーパンプキンに。 今月16日から始まる、焼津駅前商店街のイベント、カツオSHOWてんを紹介する映像を撮影するとのこと。いくつか出品作品を紹介するけど、今回は私の作品も紹介してくれるという。 このイベントは焼津市後…

day265 無

38回目の日曜日。 耐えれば無を感じることが出来るかもしれないと思った。

day264 ジム

今日からジムに通うことになった(昨日はジムがお休み) 浜松で通っていた同じ系列店の焼津店なので、転校といった感じ。こちらのお店の方が新しく、規模は半分程度。細かいローカルルールは違うとは思うけど、システムは大体同じ。 そして初日の今日、スタジ…