まごころのぶ

2021年1月10日に急逝した愛する「のぶ」の生きた足跡です

2021-12-01から1ヶ月間の記事一覧

day355 さよなら

私の人生で最も悲しいことが多かった2021年。 長かったような、短かったような。あまり記憶もない。 とにかく自分の至らなさをあらためて思い知った。 もう1年前の自分には戻れないけど。戻りたくないけど。

day354 年末の鰻

今日、年末で賑わうスーパーマーケットで一人で買い物中。平置きの冷蔵庫内の鰻のパックを選んでいたら、何も言わず老人(ジジイ)が私を突き飛ばすようにして横にずいッと来て、鰻のパックをむしり取って来た。私はこんな人間とは密になりたくないので慌てて…

day353 アトリエ

いま現在私が住んでいるアトリエは、2005年に完成した小さな家。1階が仕事場と小さなギャラリー、2階が1LDKの住まい。 もとは60年ほど前、母が退職金(祖母がやっていた自営を手伝っていた)で購入した土地に、父名義で小さな家を建て、ここに住んでいた。姉…

day352 年末

年末年始にひとりぼっちは寂しい。 10年前に戻っただけ。 猫たちは、相変わらずそばにいてくれるけど。

day351 仕事納め

毎年仕事納めの日(曜日によるけどだいたい12月28日前後)には、のぶと私のお疲れ様会で、鰻を食べに行っていました。 去年も行きました。 浜松は鰻屋さんが多いので、年末と夏の土用の丑の日は必ず何処かに食べに行きました。もちろんその日以外の何でもない…

day350 50回目の日曜日

もうそんなに経ったのかという思い。 12月26日は、昨日書いた通り、義母の命日。とても慌ただしかったとしか思い出せない(お葬式が29日だった)。 寂しい年末。 今年夫を亡くしたイギリス女王のクリスマス・年末のメッセージでも、寂しさについて語っていた。…

day349 2015年のクリスマス

2015年の12月25日の朝は最悪な知らせで始まった。 義母が自宅で倒れているのを近所の人が発見し、救急車で運ばれたという電話だった。 のぶと私はすぐに救急病院に向かった(義母は意識がなかったけどかろうじてまだ息はあったけど、対面の前に警察から事情聴…

day348 クリスマスイヴ

現在、クリスマスイヴ。 よく「前日」の意味で「イヴ」を使うけど、「イヴ」は本来、イヴニング、夕方・夜という意味しかない。大昔は「日が沈んだら日付が変わる」だったので、クリスマスイブはすでにクリスマス当日なのね。だから明日25日の夜はもうクリス…

day347 冬至

のぶはいつも時候とか大事にしていたと思う。 だから私も冬至はいつもかぼちゃを煮て、柚子湯をやった。 毎日が小さなイベントみたいなもので、スーパーマーケットに行くといつものぶの顔が浮かんでいた。のぶの好きなものをたくさん食べさせたいという気持…

day346 言葉

言葉は人を殺す。本当に。 ここ数年、ネットの言葉で自ら命を絶つ有名人のニュースを聞くようになった(日本の前には韓国の芸能界でよくこの出来事があり、誰でも何でも書けてしまう体制が批判されたと思うのだけど全く改善されていないのかもしれない)。その…

day345 聖子ちゃん

昭和40年代生まれの私にとって、松田聖子はほとんど神であった。 好きとか嫌いではない。10代前半の田舎の中学生が初めて見たギラギラ輝く星だった。誰もが聖子ちゃんに平伏していたと思う。もちろんその生身の人間としてのリアリティのなさ、演技とも言われ…

day344 教室最終日

お稽古ではないけど、教室の生徒さん2人がが来てくれた。お花やお菓子をいただいた。代わりに作品をもらっていただいた。 この人たちは優しい。いつも応援してくれる。 その反対に、とてつもなく冷たい態度の人もいる。私が窮地に陥り未亡人になっても、とっ…

day343 事件いろいろ

49回目の日曜日。 自分には直接関係ないとけど、大阪のメンタルクリニックの放火殺人事件、許せない。残酷すぎる。今日、院長も巻き込まれて亡くなったと判明した。 たくさんの患者を助けた人だと思う。犯人は(元?)患者らしい。自分だって助けてもらったん…

day342 めんどう

いろいろ面倒くさい。 そろそろこたまの抗生物質注射の効果が切れる頃。再発しないで欲しい。年末年は病院が休みなので、錠剤もらってうちで飲ませるしか無い。 のぶはこたまに薬あげるのが上手だった。のぶが居ないと私は何もできないなあ。 明日、ちょっと…

day341 生きろ

お教室閉鎖(生徒から連絡も無くなった)は、「死ね」と言われているようで辛かった。 でも同時に「生きろ」と言ってくれる人もいる。 猫の人形・雑貨の専門店で、本格的に作品を取り扱ってくれることになった。 お店やギャラリーのオーナーたちは販売のプロだ…

day340 次に

次のステージに行きたい。

day 339 駐車場

以前から懸念材料だった、向かいの家の駐車場問題がとりあえず片付いた。良かった。 もううちにはお客さんも生徒も来ないから、使ってもらうことにした。 私のイライラモヤモヤや、母の不寛容は続く。

day338 ホルモン

友人が長年PMS(月経前症候群)に悩んでいることを最近知ったのだが。 女なら誰しも多少なりとも経験があるイライラや体調不良。でも彼女の体験はすさましかったようだ。人格が変わるほどの症状と言う。言動をコントロール出来なくなるとは、さぞかし苦しい事…

day337 自己否定/肯定

悔しくて眠れない夜もある。 自分は自己否定と自己肯定がおかしくなっているのではないか? どっちにしろ表裏一体だ。

day336 48回目の日曜日

わたしの周りにいる、40代50代の中年のお知り合い。 自分の病気、家族のこと、仕事、離婚離別、親の介護、子供のこと…。 みな何処か辛い思いをしている。話を聞くまでは分からないし知らないけど、話を聞けば分かる。友人知人にはかえって離せないこともある…

day335 昔のお教室

私が最初に通った教室(人形教室)は33年も前のこと。世の中はバブル期で東京の物価や家賃は今より高かったと思う。 当時私は東京の大学生で、人形教室には3年ほど通った。最後の方は地元に就職後に通った分だけど。当時は仕事の土曜休みがほとんどなかったの…

day334 月命日の墓参

11回目の月命日。 最初のうちは時間が止まってしまったようだったけど、ここ数ヶ月は進むのが早い、と言うか元に戻った。もう11ヶ月経ってしまったような気もするし、ようやく11ヶ月経ったと言う気持ちが両方ある。 今日も晴れ。遠州では珍しく風がほとんど…

day333 教室閉店の事

夫に先立たれるのと、26年続いた教室を閉店するの、どっちがツラいか。 前者の方がツラいけど、後者も相当にツラい。のぶがなくなったのと同じように、教室が無くなることを考えると涙が止まらない。 教室最後の日は来月の1月10日にした。のぶの命日、1周忌…

day332 教室…

閉鎖を決めてすごく悲しい。昨日からずっと涙が止まらない。 26年も続いた私の拠り所。でもここ2年は赤字続きで、無料開放しても誰も来なくなった。 そんな店、潰れても仕方がない。だって教室の収入はゼロ。食って行くなら教室を開く時間を作品作りに使った…

day331 教室クローズ

教室を閉めることを決めてから数日経ち、今日LINEでみんなに伝えた。 「みんな」とは言ってもほとんどが在籍しつつも来ない人。それには各々理由があって、私の中では来れる人と来れない人を頭の中で仕分けている。 教室は私が27歳の時に立ち上げ、以来26年…

day330 教室

去年4月頃にコロナが蔓延し始めて、お教室はほとんどの人が来なくなった。 お教室はのぶも応援してくれていたし、25年間続けてきて大勢生徒がいた時もあったけど、ここ1年は絶望の中、細々とやってきてもう無理だと思う。 感謝と善意でフリースクールにした…

day329 日曜日

47回目の日曜日。まだ慣れない。

day328 イライラ

いけないとはわかっているけどイライラがすごい。 もともとイライラする気質だけど。 イライラが高じると暴飲暴食、ショッピングでの散財など、よくないことが続く。 こたまの膀胱炎(血尿)も、前回通院(抗生物質の注射からわずか10日で再発。抗生物質は2週間…

day327 悲しい日

今日12月3日は悲しい日。 2014年にグリ(享年12歳10ヶ月)が、2017年にショコラ(10歳5ヶ月)が亡くなった日。全くの偶然で同じ日が命日になった。 真ん中、たまは2012年4月20日に亡くなった。グリが亡くなる時、たまの太くて白い髭が、グリの横に落ちていた。た…

day326 こども

自分には子供がいない。育てていない。 (本当は、居たと思う。) こどもを育ている人は凄い。素直に、偉いと思う。私の分まで育ててもらっていると思えば、もっと援助したい。私の税金が世の中の子供達のために使ってもらえれば良いと思う。 それとは全く違う…