まごころのぶ

2021年1月10日に急逝した愛する「のぶ」の生きた足跡です

2021-08-01から1ヶ月間の記事一覧

day232 ご褒美?

ここ毎日のように、のぶに、義実家処分をやり遂げたから褒めて、ご褒美ちょうだいと言っていたら、今日、ご褒美らしきものが振り込まれました。 のぶの会社で入っていた共済の支給金です。公的年金は偶数月の15日だけど、共済金は3ヶ月ごとの月末のようです…

day231 面倒なこと

今日、土地の大家さんとの間で精算が終わりました。またひとつ、やることを終えました。 土地の大家さんはとても常識的な女性。前の大家さんであるお父さんが2年ほど前に亡くなり、遺産相続で受け継いだため、土地についてはほとんど知らないとのこと。 一度…

day230 8月も終わる

33回目の日曜日。 地代の清算も終わり、土地を大家さんに返し終えました。とは言え貸し借りしたのが60年以上前、お互いのお爺さんの代の口約束で、契約書もないので、特に文書を交わすことももありません。あとは私が法務局に建物滅失届を出すだけです。 大…

day229 S氏へ

ようやく義実家の解体が終わり、土地を所有者に返すことができました。これで本当に私の仕事は終わりました。こんなに困難とは思いませんでした。 もちろんお金のこともありました。夫の最期の1年は働くことができなかったため収入がなく、大変な思いをしま…

day228 完了

解体業者さんへの支払いが完了しました。 まだ手続きは残っているけど、とりあえず終了です。 壊すのも悲しい、そのままにしておくのも困る。のぶの幼馴染の賃借人からのまさかの邪魔、複雑な気持ちでなんとか終わりました。 アドバイスいただいた司法書士さ…

day227 解体工事終了

今日、解体業者さんから電話があって、土地に埋まっていた瓦礫の撤去も終わり、無事に整地が終わったとの連絡がありました。明日以降、請求書が送られてくるので、まずはお支払い。その後、法務局に建物滅失届けの書類を出せば全て終了です。 のぶが定年退職…

day226 夢

ゆうべ、のぶは自分で望んだ通り、無になったんだよなあ、寂しいなあ、と思いながら眠りについたところ、夢に出てきました。 夢に出てきたのはまだ3回目くらいです。いつものぶは何もしないでニコニコしています。今日も何もしないでニコニコしていました。 …

day225 無

今日はほとんど何も考えていない。外にも行かないし、一日中、製作をしていた時 でものぶのことは考える。 のぶが生きていたら…。 そればかり。 のぶは生から解放されて幸せになったんだと考えるしかない。

day224 更地

昨日、浜松の義実家の解体現場に行ってきました。わずか1週間で基礎まで全部取れてしまいました。 私は住んだことがないので思い入れはありませんが、のぶの一家が60年近く住んできた場所が無くなってしまうのは寂しいです。まさに般若心経の「無」の世界で…

day223 墓参(臨時)

本日は月命日ではありませんが、浜松に行ったので川合家の墓参をしてまいりました。 いつも晴天ですが、今日は雨です。雨がザーッと降ってきたり、お日様が出たり、目まぐるしく変わります。まるでロンドンの天気。ロンドンに行きたい私へのサービス?そこじ…

day222 甲子園球場

2019年の夏(7月から8月)は、のぶが私と結婚して最初に体調を崩して1ヶ月休職しました。ずっと前(2004年)に1ヶ月休職しているけど、もともと丈夫でウォーキングが好き、ジムも昔は通っていたし、会社の健康診断でも悪いところはなかった。神経質ゆえにちょっ…

day221 今日から

私が住む静岡県も、初めての緊急事態宣言期間に入りました。小さな町もコロナ陽性者が増えています。 とはいえわたしはずーっと緊急事態宣言されているみたいなもの。日常の買い物と実家の母にご飯を届ける以外、1日22時間くらい自分のアトリエ兼自宅にいま…

day220 こたまが来た

8年前、2013年の今日、うちにこたまが来ました。 こたまの一族は悪質なブリーダーのもとで繁殖させられ、虐待されて見棄てられました。総勢40匹ほど。ボランティアさんたちが2013年夏に救出保護して、引き取り手を探していた知らせを聞き、引き取りました。 …

day219 解体中

義実家の解体は着々と進んでいます。 室内の家財、不用品、ゴミは全て運び出され、すでに家屋のバラシにかかっています。 (私は現地に行けないけど、作業員さんたちに差し入れがしたく、ウーバーイーツみたいなので飲み物とか届けてもらおうかと思ってたら、…

day218 Numb

私の押しのPSBが歌った曲の中には、死をテーマにした曲が何曲かある。そのなかで、珍しくPSB自身が作った曲ではなく、アメリカのヒットメイカー、Diane Warrenの書下ろしの「Numb」という曲がある。Numbというのは虚無、無感覚、という意味。 この曲はDiane…

day217 家族写真

今日からのぶの実家の解体工事が始まりました。浜松も雨ですが、今日は室内の片付けに終始するかと思います。全て解体屋さんにお任せして、私は見には行けないけど、どうぞご安全に無事に終わりますように、よろしくお願いします。 のぶの実家の部屋から引き…

day216 8月15日

終戦の日。 8月中旬は一年で一番暑い時期だ。 昔は今より暑くなかったとは言うけど、終戦の日は暑かったと言う。あれからずっと、この日は暑い。去年の浜松もとても暑かった。 去年のお盆時期は気温が38度くらいあり、私の車は市内を走っている時にパンクし…

day215 善光寺

この時期、8月のお盆はのぶの会社も、土日含めて1週間程度の夏休みでした。 のぶは独身時代から、夏休みの1日は一泊二日で長野県の善光寺にひとりで行っていました。結婚後もこれは毎年、しばらく続いていました。 車で善光寺の近くの宿坊まで行ってそこに泊…

day214 ワクチン接種

今日は1回目のコロナワクチン摂取日。 生きていたくも無いけど、理由もなく死ぬのもなんか嫌。来年になったら海外に行けるかもしれないし。 かかりつけのお医者さんが打ってくれたので、注射自体はたいして痛くなかった。1回目はあまり副反応が出る人は少な…

day213 解体

今日、解体業者の社長さんから電話あり。 義実家の一部を賃借していたS氏がゴネて要するにタダでは出てかない(片付け費用かゴミ処理費用を出せという態度)だったものを、社長に話してもらうお願いをしていた。 結果、自分ところのゴミ処理費用は自分で出す(…

day213 ファミリーツリー

昨日、浜松市役所でのぶのお父さんの全部戸籍謄本を取ってきたので、せっかくだからファミリーツリーを作ってみました(そういうアプリもたくさんあります)。 のぶには両親も兄弟も子供も、血の繋がった叔父叔母も、父方の従兄弟もいない(母方の従兄弟はいる)…

day212 月命日

今日は7回目の月命日、お墓参りです。暑いとお花はすぐに枯れてしまうので今日も香花。遠くなかったらもっと頻繁に来たいです。浜松が好きすぎる。愛しい。でもまだ何を見ても思い出が甦って悲しくて。 今日は市役所にも行きました。3連休明けでお盆休みに入…

day211 飯田

のぶは2020年の1年ほとんどを、原因不明の体調不良で過ごしてしまったのだけど、2年前の夏、7月も体調を崩して会社を休職していた。 8月に入って体調も落ち着き、8月のお盆休み明けに復職する予定だったので、気分転換に、乗ってみたかったJR飯田線に、青春1…

day210 オリムピック

30回目の日曜日。 今日で東京オリムピック2020は終了。私はほとんど見ていなかったけど、のぶがいたら一緒に見ていたと思う。のぶはスポーツ観戦が好きだからな。オリンピックを扱った大河ドラマ「いだてん」も朝ドラ「エール」も全編、一緒に見たのに、一人…

day209 仕事

9月に展覧会に出品依頼のお話をいただいたので、それに向けた作品を作っています。でも小さな作品が中心です。まだまだガバッと心を入れた大きい作品は難しいです。こういうのはとてもエネルギーがいるし、心も完全にそっちに没頭するけど、まだそうはならな…

day208 暑い?

(昨日の続き)…と息巻いてみたものの、解体屋さんはまだS氏と話し合いができていない。相変わらず自分の都合最優先で、土日じゃないとダメってことで、明日ようやく話ができるらしい。私はもうS氏とは話はしないので、LINEも非表示だかブロックだかしてコンタ…

day207 続続・S氏

たまにムカつくやつに出くわすことがある、自分を棚に上げるが。スルーすればいいのだが、今回はなかなかスルーしにくい案件だ。1月下旬にやり取りして以来、たまに家賃が送られてくる以外のやり取りはなかったけど、6月が明けた頃、そろそろ義実家に手を付…

day206 続・S氏

S氏の母はとても明るくて気さくな人だ。のぶの妻になった私もまるで家族のように接してくれた。彼女は数十年、のぶ家のはなれに一人で暮らしていたが、2014年5月に、老人ホームに入所した。S氏は80代になった母親を一人暮らしさせることに不安を感じたのだろ…

day205 S氏

のぶは1963年生まれ、生きていたら58歳だ。私より少し上だけど、いわゆるバブル世代。就職をする昭和末期〜平成初期に、とんでも無く日本の景気が良かった時代だ。なにせ私が就職した年(1991年)のゆうちょの定期の金利が6.5%とかびっくりするくらい高金利だ…

day204 頑張りすぎ

頑張ることは、こと日本においては美徳だ。頑張ることは良いことだとみな知っている。 ただ、私は頑張りすぎて、空回りし、誰も幸せにならなかった。「頑張る」の最下級(最上級の反対)だ。 頑張り過ぎてうつ病になったのぶにとっても、いま頑張ることは禁物…