day224 更地
昨日、浜松の義実家の解体現場に行ってきました。わずか1週間で基礎まで全部取れてしまいました。
私は住んだことがないので思い入れはありませんが、のぶの一家が60年近く住んできた場所が無くなってしまうのは寂しいです。まさに般若心経の「無」の世界です。長い宇宙の歴史から見たら、人の一生なんてわずか一瞬です。
それで、解体業者さんに呼ばれたのは、ただの現場見学ではありません。基礎の下から、かなりの瓦礫が出てきたのです。
工事前から言われてたことなので驚きませんが、この義実家が経つ前に建っていた家が壊されてほぼ埋まっているそうです。浜松中心部は空襲があり、瓦礫の山だったようで、戦後すぐの昭和20〜30年代は法律もゆるく、すでにあった瓦礫は埋めてしまい、その上に新しく家を建てたようです。
もちろん現在では許されません。現在は新しく家を建てる場合は土地調査が行われて地盤補強が行われるのが決まりです。なのでこの瓦礫は取り除く工事が必要になります。
以上を現場監督から説明されて、追加工事になりました。ただ、土地の持ち主は大家さんなので、大家さんも呼んでの説明でした。どちらの責任かは不明瞭なので、この工事の費用は折半です。ふー。
この工事も2、3日で終了です。おそらく今週中には全て終わると思います。
お金を払えば、私の最大の仕事は終わりです。厄介でしたが、寂しいです。