まごころのぶ

2021年1月10日に急逝した愛する「のぶ」の生きた足跡です

day 284 助けてくれない人

助けてくれる人は本当にありがたい。押し付けがましくない。さらっと、当たり前のように手を差し伸べてくれる。本当に感謝している。

 

私の両親は、私が子供の頃から助けてくれなかった派だ。父は4年前に亡くなったけど、いまでも母は助けてくれない。他人は(家族でも)助けないけど自分だけは助けて欲しい派だ。

 

子供の頃は大抵の人が両親に守られるだろうけど、それもなかったと思う。親は自分の身を挺しても子供をも守るだろうけど、実感したことはない。私が何かしでかしたら、こっぴどく叱られるだけだ。たぶん姉も同じ思いをしていたから、姉は18歳で家を出て、実家にはほとんど戻っていない。今後も絶対戻らないという。だから私を心配しているしている。母の近くにいたら、心を病むのではないかと。

 

せっかく私を実家の近くから連れ出してくれたのぶもいなくなってしまった。母は、ヘトヘトに困っていたのぶも私も助けようとしなかった。なぜ助けなようとしなかったのかと訊いたけど、自分を守るための言い訳しか言わなかった。聞くだけ無駄だった。

 

実家を、ここを捨ててどこかに行きたい。そう遠い未来じゃない。

 

(引っ越し以来、こたまが体調を崩すことが多い。持病のアレルギーや膀胱炎とかだけど、10ヶ月でもう5、6回病院に行っている。のぶの不在で、こたまも心を痛めている感じだ)