day283 死に場所を探すか、生きる場所を探すか
極端だけどそんな感じだ。
私はこの場所(アトリエがある今いるところ)があまり好きではないのかもしれない。生まれ育った場所なのに。
たまたまかもしれないけど、親切ではないと感じる。薄情というか。他の場所に比べて助けてくれる人が少ないというか。ただ単に田舎だからというわけでも無さそうだけど。
例えば50年近く近所に住んでいる人もたくさんいるけど(同級生の親とか含め)、みな私を見る目は、私が子供の頃から冷たいのだ。かと言って新しく来た人たちも、ツンケンしているような気がする。こちらから挨拶しに行ったりしたけど、距離を取られている感じだ。まあ、保守的な場所は、サラリーマン的生活をしていない人に冷たいよな。
だから浜松の人がずっと優しい気がした。近所の人も、お店なんかの人も、こっちよりずっとおしゃべりすると思う。
私は数年のうちにここを去りたいと思っている。どこに行くのかは決めていない。これから決める。まさしく死に場所を探すか、生きる場所を探すか?という感じだ。
のぶの実家が持ち家だったらそこに住んでもよかったけど、もう浜松に自分の持ち家はないので、浜松かどうかもわからない。
これからちょっとずついろんな場所を見に行こうかと思う。