まごころのぶ

2021年1月10日に急逝した愛する「のぶ」の生きた足跡です

day59 月命日

f:id:kotama2015:20210310162729j:image

向かって左のオレンジのガーベラはのぶそのもの。太陽のように明るく、暖かく照らす。のぶの戒名、平安伸照の名の通り。

 

今日、10日はのぶの月命日です。

 

もう2ヶ月。いやまだ2ヶ月。時間の進み方がこの2ヶ月おかしかったです。私の世界は完全に異常事態が続いています。

 

今日はひとりで65km向こうののぶのお墓へ。9年間通い慣れた道。すでに「懐かしい景色」。国道1号線バイパスの天竜川を橋を渡って、浜松に入る。ここまで来るとホッとする。そう言えば数年前にここでスピード違反をしてしまい、いまだに私の免許証は青色だ。

 

お墓には魂はいないかもしれないけど、のぶの肉体の残骸(骨)は眠っている。のぶのご先祖の骨も。のぶとのぶのお母さんにしか会ったことない、血のつながらない私がのぶの家(本家)の墓を守るのは不思議だ。いずれは私も死ぬし、子孫がいないので、永代供養をしていただかなくてはならない。幸いきちんとしたお寺の敷地の中にあるので、その点は安心。

 

納骨の時にチラッとみたけど、お墓の中に私の入るスペースは無さそうだった。私など手厚く葬ってもらわなくても良いけど…。

 

のぶは今ごろ家族と再会していろいろ話しているんだろうな、ラブちゃんも合流できたよね。もう何も心配する事はないし、痛くも苦しくもないし、無邪気で幸せだった子供の頃に戻っていると良いな。

 

毎日のように通った、見慣れた街並み。のぶとの思い出の場所は沢山ある。何処か思い出の場所に行こうかとも思ったけど、街を車で走っているだけで切なくなった。まだ早いみたい。まだ現実すぎて、思い出に変わるにはもう少し時間がかかるみたい。

 

帰りに、花屋で桜の切り枝を購入。まだ蕾だけど、あと少しで咲きそう。うちの仏壇に飾るからね。