まごころのぶ

2021年1月10日に急逝した愛する「のぶ」の生きた足跡です

day60 10年まえ

常にのぶに祈りを捧げていますが、今日は10年まえに起きた震災に思いを馳せて黙祷します。

 

10年前の3月11日は、私は静岡駅前のオフィスビルの3階で派遣の事務仕事をしていました。

 

静岡市は震度4くらいだったと思いますが、それでもビルの窓のすぐ横にある街灯が凄い勢いで揺れていて今にも窓を突き破りそうに見えました。震度4でもこのくらい揺れたのですから、震源地に近い東北地方ではものすごく恐怖だったでしょう。

 

ちなみにその後JR線が止まってしまい、電車通勤の私は家に帰れなくなりました。携帯も繋がらず、駅の公衆電話に行列して家に電話して、まだ車を運転していた父に駅まで迎えにきてもらいましたっけ…。

 

まだのぶとは出会う数ヶ月前でしたが、浜松ではさほど揺れなくて、こんな未曾有の大災害になっているとは思わなかったそうです。

 

多くの人が被災し、帰宅困難者になり、大切な人を失い、心に傷を負いました。この頃は確かに、皆が他人を思いやる気持ちが大きかったと思います。10年経って、今も未曾有のパンデミックに見舞われているけど、あの頃よりも少しづつ意地悪になっているような気がします。今こそ他人を思いやる気持ちを思い出して欲しいです。私も同じです。出来ることはしていきたいです。