まごころのぶ

2021年1月10日に急逝した愛する「のぶ」の生きた足跡です

29日目。思い出す

昨日の大河ドラマ麒麟が来る」での場面。

 

細川忠興が溺愛する妻(明智光秀の娘・たま)に、「夫が不在の時に夫を"思い出す"とは、いつもは忘れているということなのでは?」という歌を歌われたいうエピソードが出て来た。

 

後年の、細川忠興の妻への執着愛は重すぎてほのぼのとしたエピソードにはなりにくいのだけど、たしかに思い出すという行為は、忘れているからできる、ということに他ならない。

 

私ものぶを思い出すというより、いつも考えている。生きている頃からずっとそうだったと思う。もちろん夫婦だって喧嘩はするしうんざりもすることはちょくちょくある。でも別れたいとか本気で思ったことはないと思う。喧嘩しても2人で何とか上手くやっていくことを優先していたと思う。今年のお正月だって、お互いに今年もよろしくって言い合った。

 

のぶはいつも私優先だった。いつも私の喜ぶことを考えてくれていた(的外れのこともあったけど)。ありがとう、のぶ。私は忘れないよ。だから思い出すってことはないんだね。いつも思ってるから。