day84 日曜日
12回目の日曜日。
毎日毎日、のぶとの思い出をたぐっている。行った場所、食べたご飯、喋った事…。
大丈夫な時もあるけど、思い出すと辛い時もある。思い出に対してウフフと笑える時もあるし、失ったものの大きさに絶望することもある。
特にのぶが亡くなった日曜日と前の日の土曜日は気持ちが落ち込む。あの土日に自分があんな行動を取らなければ、のぶは死ななかったんじゃないだろうか?それを考えると、必ず、いや私の行動などのぶの人生には関係なく運命は変わらなかった、と自分を庇うような考えで自助している。
どっちが正しいかは永遠にわからない。
ずっとTVとか内容があまり頭に入ってなかったけど、最近、誰かの死の話や辛い人のドキュメンタリー見ると泣ける。自分と同一視してしまう。
何かのフェーズに突入したのかな。もともと春〜梅雨は憂鬱。いつもは何か楽しい計画を立てて乗り切ったけど、もう私には楽しみがない。予定もなく生きていかなきゃならない。それが人生なのか。