まごころのぶ

2021年1月10日に急逝した愛する「のぶ」の生きた足跡です

day165 のぶの実家

空き家になっているのぶの実家。ようやく解体する方向に動き出した。

 

2015年末にのぶのお母さんが亡くなってからほぼ空き家のようなものだった。母屋の横の離れはのぶの部屋で、ここは亡くなる日まで使っていた(休職中、のぶはうちではなく、昼間はこの離れで休んだり時間を過ごしていた)。

 

のぶが生まれ育った家を壊すのは本当に悲しい。でも現実には、残しておくだけで年間数十万円も維持費がかかってしまう。なんでこんな相反することを天秤にかけなくちゃいけないのさ。

 

のぶの一族はもういない。のぶの両親も祖父母も、父方の叔父叔母も亡くなり、きょうだいもいとこもいない。唯一、血のつながっていない私がのぶの苗字を持ち、のぶ家の全てを受け継いでいる。不思議だ。理不尽とも取れる。のぶがやらなければならないことを私がやる。終わるまで私は死ぬわけにはいかないのだ。

 

まだまだ難関は残っている。