まごころのぶ

2021年1月10日に急逝した愛する「のぶ」の生きた足跡です

day164 偶然

今日、市でやっている無料の市民相談に行ってきました。

 

のぶの実家の始末のことで、どこから手をつけて良いかわからないままもう半年も放置しているので、何か指南をいただければと思い立ち、予約して出かけました。

 

相談に乗ってくれたのは弁護士さんだったけど、制限時間が30分だったので、あまり深い話ができず、結果的には弁護士よりも司法書士さんの方が今回の件には良いのではないかと。

 

司法書士さんの無料相談もあるけど、予約を取れるのは3週間後くらいだったので、家に帰って、父の遺産相続の時に書類製作とかでお世話になった司法書士さんに電話しようと思って自転車漕いでました。

 

その人司法書士さんにはわたしは会ったことないけど、のぶがなくなってすぐに電話して相談したことがあって、その時には相続人が私一人だったので特に書類製作とかで依頼するものがなかったので、「何かあったらまたご連絡を」ということで保留になってました。

 

のぶの実家については、私はほとんど知ってることがなく、誰の名義かもわからないんです。のぶかのぶの両親が名義人なら私が相続するんですが、お祖父さんだとややこしくなりそう。50年以上も一部を店子に賃借しているし、その辺りもわからない。とりあえず法務局に行って名義を確認できる書類を取らないと…。

 

などと思いながら自転車を漕いでいたら、曲がるところを間違えて道に迷いました。信じられない。

 

もっと信じられない事に、間違って出たほとんど知らない道の先に、「○○司法書士事務所」の看板が。

 

○○司法書士さんは、私が電話かけようと思ってた司法書士さんです!うそ!って思いました。事務所の場所は全く知らなかったんです。

 

アポも取らずに訪問は迷惑かもって思いましたが、予約だけでもさせてもらえないかなと思い、思い切って訪問。お忙しいところを快く対応していただき、法務局に行かなくても実家の所有者判明しました。今後の進め方も教えてもらい、迷ったのが嘘のように無事に帰宅。

 

これはもう偶然の奇跡かもって思います。それか、のぶが導いてくれたのかも。毎朝、仏壇に向かって「今日も見守ってね」とお願いしています。のぶが一緒に来てくれたんだろうなあ。

 

ありがとうのぶ。私たちの最大の懸案だった実家の始末の道が見えてきました。