まごころのぶ

2021年1月10日に急逝した愛する「のぶ」の生きた足跡です

day151 5回目の月命日

今日はのぶの5回目の月命日。

 

月命日には浜松に墓参する。2、3日前から眠れなくなる。緊張するのか、悲しくなるのか、わからないけど、少し憂鬱な気分になってしまう。

 

浜松は素晴らしい場所だ。私にとって、都会過ぎず田舎過ぎず、海も山も湖も、史跡もお城も、買い物できる場所も美味しいものも、何でもある最適な街。でも今は、その中で一番大切なもの(のぶ)が無くなってしまい、泣く泣く私も住民ではなくなってしまった。浜松が私の街ではなくなった。本籍地はまだ浜松だけど。

 

浜松への道への第一歩からもう悲しくなる。懐かしいとか思いたくない。私たちがまだここに暮らしていた未来があったのではないかと思うと悔しささえ感じる。生活圏だった場所はなおさらだ。まだ元浜町には足を踏み入れるのはことが難しい。思い出の深い場所ほど心が締め付けられるけど、今度は行けたら良いな、次は来よう、と思う。

 

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夏場はお花の劣化が早いので、今日は持ちがいい香花にした。お墓には魂はいないと思うけど、何を考えて手を合わせるのが正解なんだろう。

 

ランチはのぶが大好きだった「さわやか」のハンバーグを食べに行った。2人でよく行ったな。去年の12月以来だと思う。一人で行くのは初めてだ。のぶと出会って2度目のデートで、初めてのぶが連れてってくれたのが「さわやか」だ。「美味しいハンバーグの店があるから」と言って連れてってくれた。実はアトリエの近くにもあるのだけど、初めて食べたような顔をしたと思う。

 

「さわやか」は県西部は発祥で、特に浜松には10店舗くらいあって、ほとんど訪れたけど、一番新しい遠鉄百貨店の中にあるお店はのぶも私も行ったことがなかったからここにした。のぶが飲みそうなブルーベリーソーダにした。

 

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目の前にのぶがいて、一緒に食べているんだと思えば良いんだろうね。

 

来月は初盆の寺施餓鬼と重なる予定。