まごころのぶ

2021年1月10日に急逝した愛する「のぶ」の生きた足跡です

day115 引越し

今日は雨。ゴールデンウィークにこんなに雨が降るのは珍しいような気がします。

 

2012年5月のゴールデンウィークに、のぶと私は浜松市内に部屋を借りました。まだ結婚はしていなかったけど、結婚前提の同棲のためです。のぶはそれまでひとり暮らしをしたことがなく、いきなり実家を出る前のリハーサルみたいなものです。場所は元浜に近い曳馬町。遠鉄の助信駅。3LDKで7万円くらいです。

 

私の方は、前の月に飼っていた愛猫たまが闘病の通院のために派遣の仕事をいったん辞めていて、結局たまがなくなったので、引越しが出来るタイミングでした。

 

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家具や家電を買い揃えたのはこの時なので、結婚したのはこの時のような気がします。新しい生活はとても新鮮で楽しかったです。私は仕事場アトリエに週3日帰っていたので、ちょうどいい距離感でした。のぶも私のいない時はご実家に夕食を食べに帰っていたので、お母さんとは急に疎遠にならず、よかったと思います。

 

引っ越しして2日目にのぶが駐車場の柵に愛車のプリウスに車をぶつけました。まだ車を買って1年くらいだったはず。

 

引越しの最中にははじめて浜松まつりの御殿屋台引き回しを見に行きました。なんて勇壮なのでしょう。毎年これだけは見に行きました。

 

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私ははじめての浜松で、道を覚えるのに必死でした。美味しいパン屋さんとかランチのお店とかでまずは覚えていったと思います。

 

結局このアパートには1年10ヶ月住みました。引越しの理由はまたしても猫。少し前に保護猫のこたまを貰い受け、実家に預けていた状態。交渉したけどこのアパートの大家さんはペットは絶対にダメだったため、飼える元浜もマンションに引っ越しました。

 

本当は元浜のマンションもネット検索ではペット不可だったのですが、不動産屋さんが交渉してくれて飼えることに(すでに犬を飼っている住民がいました)。ネット検索ではペットok物件は少ないのですが、不動産屋さんに直接問い合わせると割とokのところも探してくれたりします。

 

浜松では教室もはじめ、毎日が新鮮で、天国みたいでした。のぶは新居のためにあらかた貯金をはたいてしまったようです。私のために人生をかけてくれた。ありがとうのぶ。これからは私が返していくよ。