day130 TV
のぶがいなくなってからこの数ヶ月、外からの情報が耳から入って来て通り抜けるだけだった。
TVもそう。つけていても内容はあまり入って来ない。もともとTVは夜にちょこっと見る程度だったけど、ガッツリ見るほどでは無い。
今日は木曜日。木曜日はテレビ朝日の20:00からの刑事ドラマを見るのがのぶと私の恒例だった。いくつかローテーションはあるけど、特に好きなのは「捜査一課長」。刑事ドラマというより刑事コントだ(特にナイツの塙がレギュラーになってからは顕著。私ものぶもナイツが大好きなのだ)。
もちろん俳優たちがコントをやっているわけでは無く、いたって真面目。脚本が斜め上だけど、真面目に演じるほどほど笑える。課長の愛猫も出てくるし、ファンは多いと思います。
ただ20:00は家事が忙しい。のぶが会社から残業なしで帰って来ても、20:00に夕食の片付けまで終えるのは難しい。
だから木曜日だけはのぶが洗い物を代わってくれた(のぶが休職後は、家事を毎日やってくれたけど)。のぶは優しい。私が好きなものは絶対に優先させてくれたし、チャンネルを合わせてくれた。友人がやっていたラジオも毎週録音してくれていた。
肉親以外でこんなに私に良くしてくれた人はいない。まさに無償の愛だったと思う。自分はのぶに無償の愛をあげられただろうか?今となって、何ができるんだろう。
教えて欲しいよ。