まごころのぶ

2021年1月10日に急逝した愛する「のぶ」の生きた足跡です

day129 ひこにゃん

7、8年前に、のぶからひこにゃん人形をプレゼントされた。

 

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なんでかな?と思っていたけど、滋賀県のサービスエリアかどこかで見つけて、可愛いから買ってきてくれたらしい(ゆるキャラブームの直前くらい?)。

 

でも意外なことに、この後も私たちとひこにゃんのご縁は続く。

 

まず、ひこにゃんについて。ひこにゃん滋賀県彦根ゆるキャラで、彦根城のマスコットキャラでもある。ひこにゃんは白猫で、戦国武将の兜をかぶっている。この赤い兜は彦根城の初代城主・井伊直政の”井伊の赤備え”と呼ばれる兜・甲冑を模したもので、白猫は井伊直政の息子・井伊直孝を東京の豪徳寺で”助けた”白猫で、まねきねこの元祖の一つと言われている。

 

この時は井伊=彦根としか知らなかったけど、実は井伊家の発生は浜松市で、それを描いたのが2017年の大河ドラマ「おんな城主直虎」。(直虎には大いにハマり、後々のぶと私は毎週のように直虎巡りをすることになる)

 

その縁で、2016年にはひこにゃんが浜松のゆるキャラ家康くんとコラボしたイベント家康楽市をやったり、なんと井伊直孝は焼津の生まれなので、焼津さかなセンターにひこにゃんが来たりと、あらゆるところでひこにゃんとは遭遇した。

 

というより、たぶん私たちがイベント参加しすぎかも。ゆるキャラの家康くんと直虎ちゃんは、何度写真を撮ったことか。子供連れでもない40~50代のおじさん&おばさんが、よくぞいろいろと参加したもんだと思う。のぶはそんなにイベント参加するのは好きじゃないから、やっぱり私のためにいろいろ連れてってくれたんだな。奥山の方広寺のお祭りにふなっしーが来た時も行ったな。名古屋のデパートににしこくん焼きが来た時も行ったな(にしこくん人形も買ってくれた)。

 

ありがとうのぶ、のぶの最後の10年は、私を楽しませるために生きてくれた。もっと一緒に居たかったな。