days 酷い夢
ゆうべ(朝方)見た夢はこれまでで最も酷な夢だった。
のぶが生きている夢。
これまでものぶが夢に出てきたことはあるけど、それは過去の記録映像を見ているような感じで、薄い夢だった。
ゆうべの夢ののぶははっきりと、死を否定していた。
夢の中でも「ああこれは夢だな」と思うことは良くある。ヘンテコな状況に妙に冷静に俯瞰している夢はよくある。
でもゆうべの夢は夢の中だと気付かなかった。自分の目の前にいるのぶを見て「なんで生きているんだろう?お葬式したよ?お骨になったよ?」と自問していた。
でも「ああ良かった、のぶは死んでなかった。助かったんだ。また浜松に住めるんだ!」とか思っていた。
でものぶに電話すると、のぶは電話に出ない。おかしいなと思っていると、のぶのスマホは私がもっているから(現実でもそう)。そのうちどんどんのぶの存在が薄くなり、やはりのぶは生きていないことに気がつく。
酷だ。また喪失感を夢の中で再現させられるとは。
ようやく最近、現実を受け入れられるようになってきたのに。
まだ私はのぶに執着し、依存しているのだろう。
目が覚めて涙が出た。