まごころのぶ

2021年1月10日に急逝した愛する「のぶ」の生きた足跡です

day364 52回目の日曜日

ついにこの日が巡って来た。のぶの命日は明日だけど、今日で地獄の1年が終わる。

 

のぶが亡くなったのは今日のような晴れて寒い日曜日の昼近く。朝、洗濯を済ませてあった。

 

私も今日の朝は洗濯をした。昼までの間、のぶは何を考えていたのだろうか。永遠にわからない。頭の中に膨大な事柄が浮かんでは消えて、苦しくなってしまったのかもしれない。

 

私は呑気にラジオ(安住さんの日曜天国)を聴きながら着物を縫っていた。今も同じ。私は何も変わらないのに、私の周辺は変わってしまった。私を忌み嫌い離れていく人も何人かいた。私だけが取り残される感じがする。実際にはこの1年、いろいろなことをこなしたのだけど、虚しい気持ちは常に変わらない。

 

もう戻らない日々を、1年前の自分に伝えるべきだろうか?そんなことしてもどうしようもないだけだろうか。

 

1年後がやって来るとは思わなかった。けどやって来た。それは良いことなのかわからない。