まごころのぶ

2021年1月10日に急逝した愛する「のぶ」の生きた足跡です

day 181 月命日

今日は月命日ですが、明日、お寺で内施餓鬼をやるので今日はお墓には行きません。(本来なら内施餓鬼法要は初盆を迎える各家にお坊さんが来て仏壇の前で行うものですが、私はお寺の遠くの自宅に仏壇を移してしまったので、お寺にあるお墓の前で行うことになりました)

 

因みに、寺施餓鬼は本来、お寺の本堂で、初盆を迎える遺族の代表を集めて行う法要ですが、コロナ禍のため去年からお坊さんのみで法要を行うと言うことです。わたしは参加出来ません。

 

そう、私は今日、何もできません。寂しいです。私はのぶに何もしてあげられませんでした。

 

のぶを苦しみから救いたかった。死ぬ前に、せめて。ただの人間のわたしは救うことが出来なかった。のぶの病はのぶでしか治せない。でも救いたかった。

 

のぶはもうどこにも居ない。

 

それでもわたしはのぶのお墓に行き、お経をあげてもらう。自分が救われるために。のぶが亡くなってしまったことを少しでも正当化するために。

 

人生って何だろう。何のために生きるのだろう。なんのために病や死と向き合うのだろう。

 

のぶがずっと思っていた疑問だけど、私も思うし、答えられない。

 

人生は地獄だ。