まごころのぶ

2021年1月10日に急逝した愛する「のぶ」の生きた足跡です

day118 同期

数日前に、私の最初の職場の同期の一人から連絡があった。のぶの訃報を知り、お悔やみの連絡をくれたのだ。

 

私の最初の職場は、大学を出て最初の職場だから、ちょうど30年前の事だ。とはいえ私は20人いる同期のうち多分一番最初に辞めていて、その後まったく違う自営業についているので、仕事上の関わりはほとんどない。現在でも同じ職種にいるのは5人程度。ちなみに最後に結婚したのも私だし、現在独身に戻っているのも私だけかも。それでも同じ釜の飯を食った何人かの同期とはずっと年賀状だけはやりとりしていた(今年の年賀状はのぶの闘病で年末年始の余裕がなく、誰にも送ることができなかった)。

 

今日、一番近い同期が代表してお花とお供物を持ってきてくれた。とてもありがたい。心にじんとくる。のぶの死からずっと、私は無感覚に近い状態にはまっている。ただただ訳もなく悲しいだけの毎日だけど、こうやって現世に引き戻してくれるような温かい気持ちがちゃんと存在することに感謝します。

 

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この1年、コロナとのぶの闘病が重なり、自分の許容の限界もあって、仕事やプライベート両方で離れていった人も結構多かった。SNSも受信拒否されたこともあった。でもこういう人生のピンチって、取捨選択のきっかけだよなあと思う。本当に困っている時に話しかけてくれる人は本当の友人だよなあと。

 

今度は私がそういう人間にならなくちゃいけないと思う。