今日は母の日。私の母はまだまだ元気。私より記憶力はいい。でも83歳なのに変わりないので、そっと見守る。
のぶのお母さん。昭和9年生まれ。2015年12月26日に亡くなった。今思えば、母親思いののぶはこの頃からつのる悲しみを消化しきれなくなったのかもしれない。
のぶのお母さんは、のぶが私と同居するようになってから一人暮らし(ダックスのラブちゃんと)。若い頃から働いていたので、とても自立した人でご近所の中心になるような社交性がありながらも押し付けがましいようなところはなく、実直で真面目な方だった(のぶはそっくりだった)。自由がいいから一人暮らしがいいと言っていたけど、おそらく私に手間や世話をかけないように気を使っていたんだと思う。
こんな何もしない嫁でも「いい人と結婚してくれた」とご近所に言ってくれていたようだ。それを知ったのは亡くなってからだ。もっともっといろいろしてあげれば良かった。お母さんは愚痴や不満をほとんど言わない人だった。もう少し気軽に甘えられる嫁だったら良かったのに。近くに住んでいたのだからもっと遊びにいけば良かった。
本当に、亡くなった人にどれだけ後悔してももうどうしようもないのだ。今からでも遅くない。生きているうちになんとか出来ることはなんとかしよう。