26日目。仕事
今年に入って(のぶがなくなって)、ほとんど仕事をしていなかったけど、明日から始まる展覧会の出品者の一員として、作品の搬入に行って来ました。展覧会は明日からです。
今年に入ってから新たに作ったものではないけど、仕事のチャンスを与えてもらえたので、ちゃんと生かさないと。
のぶは、あまり口にはしなかったけど、ちょっと特殊な私の仕事を応援してくれていたと思う。去年9月の展覧会も会場に来てくれた。私の仕事は時給じゃないので、収入は多かったり少なかったり不安定だったけど、私が仕事をして家計の足しにしていることに感謝してくれていたと思う。
亡くなる前日、珍しく私が縫っていた着物を褒めてくれた。私も珍しく、そのアンティーク着物の説明をした。着物は未完成のまままだしまってあるけど、これもいずれ再開させて、完成させたい。のぶが最後に褒めてくれて記憶に残った着物だろうからね。
私は明日からも生きていかなければならない。だから仕事は続けなくてはならない。現実の世界を生きなければならない。
のぶはもうお金の要らない世界(?)に行ってしまったけど、きっと見守ってくれると思う。