まごころのぶ

2021年1月10日に急逝した愛する「のぶ」の生きた足跡です

day464 UK

自分の中でめちゃくちゃ対立する意見が戦っていて逃げ出したい気持ちです。来月下旬のUKに行くか行かないかの対立です。

 

コロナとロシア戦争のダブルパンチで外務省の海外渡航(UK)はレベル3(不要不急の渡航を控えて)。ロシアのせいで航空券が倍くらい高いうえに倍くらい時間はかかる。アジア系格安航空券は無い。しかもめちゃくちゃ円安。帰国時72時間以内のPCR検査陰性証明書は何処で?これが無いと帰国の飛行機乗せてもらえないし、もし陽性だったら帰れないよ。同志はみなキャンセルを決めたから、1人旅だよ。日常会話ならともかく難しい英語は無理じゃん。

 

ギャー

 

でも私は3年近く、ひたすら家に篭り1日の半分以上、ちまちま布を縫い続ける生活を続けている。そう多分これからもずっと続く。同じ50代の家族や親族が立て続けに病に倒れた。私だっていつ死ぬかわからない。老母が倒れるかもしれん。愛猫が病気になるかもしれない。東海地震で家が跡形も無くなるかもしれない。

 

戦争は嫌だ。でも自分にできることは人道支援への寄付くらいで、あとは黙って祈るしか無い。コロナはワクチン3回打った。欧州は制限が解除されているのでUK入国にはワクチン証明さえ要らない。正直日本はちょっと厳しいと思う。

 

何より私からPSBを取ったら何も残らない。外務省はどうかわからないけど私にとってPSBは不要不急では無い。絶対に必要なのだ。2019年9月11日にチケットを取ってから2年半、生活はあまりにも苦しかった。最愛の連れが異世界に去った。あれ以来私は10分の1くらいしか言葉を発し無くなった。ほぼ生ける屍となった。あるいは招き猫製造所。異世界の連れからたまに生活費(遺族年金)が振り込まれる。生ける屍ならそれでボソボソと最低限暮らせるだろう。

 

来月UKライブに行くのは暴挙に近い冒険だ。ほとんどの人はやめるし止める。ハードルは高いし怖いし大枚をはたく。このまま死んでいるか、それとも生きてあのO2アリーナに辿り着いて踊るか。どっちだ。