day357 51回目の日曜日
あと1週間で一年が経つ。
去年のお正月はこんな日が来るとは思ってもいなかった。病気を抱えてはいたけど、まさか命を奪うまでとは。
引き金を引いたのは私であろうと、いまだに悔やんでいる。悔やんでも悔やみきれない。私はそれほど重いものだ。許しを得ることすら無になる。行きていさえすればいくらでも危機を回避できるチャンスはあったかもしれないのに。
(だから私はそれを私の家族や友人知人に繰り返すつもりはない)
死の間際の言葉すら聞かせてもらえなかった。私はずっと罪を背負って生きるしかないのだろう。
あの日も晴れて冷たい空気の日曜日だった。朝のぶが干した洗濯物がベランダで冷たく乾いていた。