まごころのぶ

2021年1月10日に急逝した愛する「のぶ」の生きた足跡です

day312 実家の猫(のんこ)

実家にいる猫、のんこは2003年4月(推定)生まれ。

いま18歳半を超えました。

 

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当時は私も実家暮らし。現在のアトリエを立てる前に築30年の古い家が建っていて、仕事はそこでしていて、タマとグリという2にゃんズを飼っていた。実家では前に飼っていた銀ちゃんが腎不全で亡くなって、ちょっとしたペットロスだった。

 

一方、清水の船越堤公園を、ペットのシベリアンハスキーを散歩させていた知人が、「ノラの子猫がわんちゃんにくっついて家まで来てしまったので保護したけど、もらって欲しい」と電話があった。

 

船越堤公園は野良猫が多く、まだ生後半年ほどの子猫(親猫は居なかった)には過酷な状況。良く生きていたなと思うほどガリガリに痩せていた。知人の家にはすでに犬のほか猫が3匹。うちの実家で引き取ることになった。

 

最初は「ノラちゃん」と呼ばれていたけど、いつのまにか「のんちゃん」に。人馴れはしているものの、なかなか家に入ってくれずに、車庫に作った箱部屋にいることが多かった。それでも外を走り回り、ご飯をたくさん食べ、のんこは大きくなった。そしてとても賢い猫で、子猫なりに公園サバイバルをし、犬に助けを求めるというなかなか戦略的な方法で、実家の縁側でぐーぐー寝る地位を勝ち取ったのである。

 

7歳くらいの頃から家の中だけで過ごすようになった(大嫌いなノラ猫に追い回されたのがきっかけ)。以来、18歳半までのんびり生きている。腎不全を抱えてはいるものの、腎臓病薬(セミントラ)が効いているようだ。

 

今日も元気だ。

 

もちろん人間で言えば90歳くらいのおばあちゃんだから、1日中寝ているし、動きもゆっくり。体調が悪そうかなと思っても、大嫌いな病院に連れて行くストレスを考えると、様子見が続く。ペット医療保険は入っていたけど18歳で自動退会になった(ほとんど使わなかった)。

 

この冬は越えられるだろうか?前の夏に、ダイソンのホットアンドクール(温冷風機)を買ってあげた。冬はアンカも入れている。なんとかのんこには天寿を全うして欲しい。