まごころのぶ

2021年1月10日に急逝した愛する「のぶ」の生きた足跡です

day158 boring

朝目覚めると、先ず猫にご飯。のぶの仏壇にお線香(のぶのご飯)と朝の挨拶。自分の朝食。そのあと般若心経の写経をして、仏壇に備える。2、3日に一度は掃除と洗濯をする。

 

その後、アトリエでラジオ聴きながら製作の仕事。11時頃に買い物に行って、実家の母にご飯。アトリエに戻ってまた製作の仕事。午後はほぼ製作。夕方ちょっと休憩して猫にご飯あげてまた実家に行って母のご飯(もちろん自分の分も)。アトリエにまた戻り、ちょっとpc見たり、製作の続きやったり、TV見たり。

 

これが私の1日。たまに違う日もあるけど、9割型こんな感じで、母以外の人にはほとんど会わない。コロナ禍だから別に良いかもしれない。喪中だからそれくらいが精一杯。

 

ただ最近とても退屈になってきた。これから死ぬまでずっと続く拷問みたいな時間。

 

でも、考えてみれば、のぶが体調不良で休職した2020年5月くらいから、私の1日はだいたいこんなものだった(週に1、2回65km離れたアトリエに行っていたのと、ジムに週3回くらい行っていた)。のぶはエッセンシャルワーカーでもなくコロナとは全く関係なかったけど、何故かコロナ禍と体調がリンクしていた。のぶが病気で苦しんでいた時から私も息ができないほど苦しかったのだ。

 

今は、のぶだけでも助かったんだと思う。のぶは苦しみから解放されたと思いたい。私は置いてかれたけど、置いてかれた者の悲しみは、なまなかじゃないんだなぁと、初めての体験をしている。多分これ以上の悲しみは起こらないでしょ。

 

せめてのぶの余命がわかっていたなら、残された時間を悔いなく過ごせたのにな。