まごころのぶ

2021年1月10日に急逝した愛する「のぶ」の生きた足跡です

41日目。遺されたもの

のぶは特に借金もなく今月中にはクレジットカードの引き落としも終わるはず。

 

のぶに遺されたものはどんどん消えていくけど、ひとつ大きなものが遺っている。のぶの実家だ。

 

もちろん誰も住んでいないし電気ガス水道も止めてしまっている。上物はのぶの所有で、土地は借地だ。もともとのぶが定年退職したら上物を壊して借地を大家さんに返す予定だった。私が少し早くやることになった。

 

ちょっと厄介なのは、実家は長屋のようになっていて、一部を貸している事。借主は生まれた時からそこに住んでいるのぶの幼なじみだ。その人は別のところに住んでいるけど、彼の母親(現在は老人介護施設に入所中)時代からの荷物がまだそのままになっていること。その人に連絡はしているけど、すぐに退去は難しい。もう少し時間がかかりそう。

 

あとはのぶの家の代々のお墓。お寺の中にあるちゃんとしたお墓だけど、もうのぶの家の血を引く人はいないため、いずれは私が永代供養をしなければならない。

 

のぶから預かったのぶの退職金は全てそれに使うと思う。

 

見守って欲しい。