まごころのぶ

2021年1月10日に急逝した愛する「のぶ」の生きた足跡です

23日目。ルーティーン

私には浜松時代に生活のルーティーンがありました。

 

のぶと出会う前から私は、浜松から65km離れたところ(生まれ育った町)に仕事場(アトリエ)があり、もう25年ここで仕事をしていました。

 

なので浜松に住所を移したあとも、月の1/3以上はアトリエに帰っていました。毎週月曜と火曜は必ずアトリエで仕事でした。

 

月曜日の朝のぶの出勤を見送って、掃除や洗濯、買い物をして、のぶの夕ご飯を準備してから65km先のアトリエに向かい、月曜日と火曜日はガッツリ仕事。浜松でももちろん仕事していたけど、アトリエでしか出来ない仕事もあったので、けっこうガッツリ。

 

猫たちは浜松にいて、のぶが朝夕のご飯やトイレ掃除をしててくれた。もちろん猫たちはのぶ父さんが大好きだった。

 

そんな行ったり来たりの生活も終わり。私はずっとアトリエにいる。とても不思議。毎日月曜日か火曜日のよう。

 

あと2年半後、のぶが定年退職したら、家賃のいらないここに引っ越してくる予定だった。私はここで仕事をして、のぶは別の仕事に再就職して老後を迎える予定だった。予定では。

 

ひとり(と2匹)で戻ってくる事になってしまった。

 

ずっとひとりで途方にくれている。